身体障がい者(難聴ゲーマー)時代 その17

こんにちは、身体障がい者のアッシャー木村です。私は視覚障がい(網膜色素変性症)と聴覚障がい(感音性難聴)の2つを合わせ持つアッシャー症候群と呼ばれる難病を抱えています。

しかも数万人に1人という選ばれし逸材です。進行性の病気のため、弱視+難聴の今だから出来ること、伝えることが出来ると信じています。

ここでは、身体障がい者(難聴)として過ごしてきた青年期(高校~大学)にさかのぼってお話致します。青春をゲームが急上昇する時期となり、障がいの話よりもゲームを通じて人間的に成長出来た部分を中心に伝えていきます。

数々の失敗を経験しながらも全国ハイスコア1位をこの手に掴み取るまでの
過程をしばしお付き合いください。

第29語ン
「ハイスコアへの頂。俺が全国1位だッ!?

タイムアタック全国1位挑戦する

日々が始まります。

そのゲームはクリアするまでに

CPU8キャラ+ラスボスを倒した

クリアタイムが載ります。

手元にそのゲームを持っていないので

うろ覚えですが、概ね下記の内訳だったと

記憶しています。

CPU戦:平均7秒

ラスボス戦:45秒

8×7+45=1分41秒

正確な数値は思い出せないですが、、

これが当時考えられた理論値ですね。

しかしながら、CPUも開幕直後の

動きはランダムです。

いくら最速パターンがあったとしても

安定しなければ意味がありません。

ランダム要素があることにより、

最速パターンが変動します。

ゲームタイトルにもよりますが

私の経験上、理論値+20秒で

クリア出来れば御の字ですね。

なので、当時の全国1位の

2分少々は妥当な線だと考えられます。

なるべく最速パターンを狙いながら

そのパターンに入らなかったとしても

フォローパターンで安定してタイムを維持する

そんなパターン構築能力が求められます。

さて、幾度も挑戦を重ね

パターンが繋がるにつれて、

後半に進めば進むほど

プレッシャーが圧し掛かります。

記録更新できるかも・・・!?

絶対にミスは出来ない。。

そう思えば思うほど手が震えて

失敗してしまうのです。

まだまだプレッシャーを

克服できた訳ではありません。

以下、学習性無力感とは?です。

学習性無力感 とは

一度「自分にはできない」ことを知ってしまうと、もう努力をしなくなってしまうという心理状態のこと。一度学習性無力感になると、たとえ「十分に達成可能」なことであっても、やりたがらなくなる。

一度、無理だということを「学習」してしまうと、もう努力したくない「無力感」に襲われる。これが学習性無力感です。

学習性無力感の由来

アメリカの心理学者であるマーティン・セリグマンらが10年間近くの研究をもとに発表した理論で、「何をしても意味がない」と思い込んでしまうと、たとえそれが苦しい状況であったとしても、逃れようとする努力すら行わなくなるという考えです。

長期にわたり抵抗や回避の難しいストレスと抑圧をかけ続け、自分の尊厳や価値がふみにじられるような場面に置かれたとき、次のような状態に陥ります。

・ストレスがかかる状況から積極的に抜け出そうとする努力をしなくなる

・すこし努力をすればその状況から抜け出せそうだとしても、成功する可能性すら考えられなくなる

・ストレスが加えられる状況、ストレスを与えるものに対して何も出来ない、何も功を奏しない、苦痛、ストレスから逃れられないという状況の中で、情緒的に混乱する。

さらに、追加研究によれば、学習性無力感に陥った状態で、相手に「達成可能」な課題を与えても、積極的に取り組もうとしないことがわかりました。

「自分では結果をコントロールできない」と一度思い込んでしまうと、積極的な努力をしなくなってしまい、諦めてしまうことが明らかになったのです。

学習性無力感

学習性無力感は次の公式で作られます。

学習性無力感=(非達成感+非承認経験)×回数

非達成感:うまくできなかった経験

非承認経験:「お前はダメだ」等のネガティブなメッセージ

大きな挫折1回よりも、小さな非達成感と非承認が繰り返させるほうが、学習性無力感感じやすいといわれています。

それらを何度も経験した人は、「どうせ無理だ」という心理的枠組みができてしまい、最善をつくすことができなくなります。

たとえば、一生懸命勉強したのにテストの点数が上がらなかったら、あなたはどう思いますか?それを教師や親に罵倒されたらどうですか?それが、何度も続いたら?

次も同じように、あるいはそれ以上に、頑張ることができますか?
私なら無理です。

成績不振で、本人もかなりつらい思いをしているはずなのに、成績がなかなか上がらない人や、やる気が出ない人は、学習性無力感状態にあると考えられます。

勉強嫌いのお子さんは、これに近い心理状態にあります。

ちなみに、「学習性」という名前がついているので勉強に限った理論のように誤解されることがあるのですが、勉強以外にも学習性無力感は起こります。

例えば、仕事でミスが続いて上司から何度も罵倒をされたらどうでしょうか?もう仕事をしたくない、自分には能力がないと思ってしまいますよね。

このように、学習性無力感は「自信をなくす」理論といえます。

学習性無力感を克服するには

では、その状態をどうすれば克服できるでしょうか。

1:認知を変える

学習性無力感の人は、「できないのは能力不足」「才能がない」という認知的枠組みができてしまっています。結果は自分ではコントロールできないと思い込んでいるのです。

そこで、この思い込みを「結果は自分でコントロールできるもの」つまり、努力次第でどうにかなるものだという認知に書き換えます。

具体的な方法として、自分の気持ちを書き出すことが挙げられます。「自分はダメだ」と無力感に苛まれたら、どんな状況でそうなったのかを書き出します。

書き出して冷静に見てみると、自分がどういう時に無力感にさいなまれるのかがわかりようになり、対処がしやすくなります。加えて、実はそれが根拠のない思い込みだったことに気がつくかもしれません。

2:達成経験

「努力でなんとかなる」と思い込むだけでなく、実際にそれを経験することも重要です。結果は自分の努力や取り組み次第である程度コントロ-ルできるという経験を重ねていくうちに、「自分はできるのかも」と思えるようになるでしょう。

まずは小さな小さな目標を立てて、一つひとつ達成してみることから始めてみましょう。勉強なら、1ページだけ勉強してみる。5分だけでいいから机に向かってみる。教科書を音読してみる。

リスニング音源を流してみるなど‥

最初はそんな小さなことでOK。小さな目標を達成できたら、自分をほめてあげる。これを繰り返すうちに「自分はやればできる」と思えるようになっていきます。

3:承認経験

人から認められる、人の役に立つ経験。努力して、たとえ本人が想定した成果が出なかったとしても、誰かから認められたり、感謝されたら、自己肯定感がアップします。

「またやってみよう」とポジティブな気持ちになれるはずです。

自分一人で克服するなら、どんな経験でも、自分をほめて認めてあげることが大切です。自分のことを一番良くわかっているのは自分自身にほかなりません。

お子さんや職場の部下が学習性無力感の状態にあるなら、小さな達成経験を用意するとともに、こまめに承認をして、よいところを伝えてみてください。重要なのは大きさよりも回数です。

引用元:どうせできない、挑戦しない人は「学習性無力感」かも|勉強やる気ナビ

そうこうする内に

プレッシャーで数秒ロスしながらも

記録更新を成し遂げたのです!

1分53秒台ッ!!

現全国1位の記録を

10秒以上も更新!!!

ハイスコア申請書に書いて

証人となる店員さんに署名してもらう。

ハイスコア集計店舗から

申請書を提出して頂き、

次のゲーメスト発売日が待ち遠しい。


そして向かえたゲーメスト発売日。

はやる気持ちを抑えきれず

立ち読みでハイスコアページを確認する。

そこに掲載された私記録!!!

他の人の記録は・・・

・・・

見るその目を疑った。

そして

開いた口が塞がらなかった

「私以上の記録が出てるやーん。」

全国のライバル達が

1分48秒辺りの記録を

出していたのだった。

全国1位への道は

近いようで

遥か遠く

険しいものだった

次回へつづく

【次回予告】アッシャー症候群(USH)に光を照らしておくれよ!

「USH!」「USH!」アッシャー症候群 TypeⅡのアッシャー木村がお送りする

拝敬!パイナップル先輩!!

今回の語りは、初の全国1位・・・と

思いきや、全国2位でした。

まだまだ、あくなき挑戦は続く

次回、第30語ン
「ハイスコアへの頂。無気力こそ世紀の大発見!?」

人生で大切なことは、ゲームで学んだ。

失敗したときはやる気をなくすよね。

しかし、そんな時にこそ

そんな状態にしか見えないものがある。

思いがけないお宝が眠っていたりするのだ。

さぁ今こそパイナップルケーキを食して

テンション高めでその時を待つのだ!

次回も逃さず絶対(ぜってぇ)見てくれよな!

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