【聴覚障がい者向け】音楽好きなら補聴器&Bluetooth接続は絶対条件!!

音楽好きの聴覚障がい者は必見!!

「この便利さを体験したら、もう普通の補聴器に戻れないッ!」

COM-DEXでのBluetooth接続でアナタの世界が劇的に変わる・・・

こんにちは、身体障がい者(弱視&難聴)兼ITエンジニアのアッシャー木村です。

当ブログの記事を見ている方ならご存知の通り、私は大の音楽好きです。

私は2歳の頃から補聴器をしていますが、ずっと同じ補聴器をしている訳ではなく買い換える必要があります。現在は7代目になるでしょうか。

今の補聴器は2年前に買い換えましたが、そこでワイデックス社のCOM-DEXに出会いました。これまでと違ってすこぶる快適です。補聴器歴38年のアッシャー木村が補聴器とBluetooth接続の素晴らしさを伝えます。

補聴援助機器「COM-DEX」について

ワイデックス社の補聴器用アクセサリーであるCOM-DEX(コムデックス)はスマートフォンか補聴器に高品質な音を届けます。

ワイデックス社の補聴器でしか連携できないと思われるので他社製の補聴器をお使いの場合は補聴器店へご確認ください。

従来の補聴器と音楽の付き合い方

初めに補聴器をしている人がどうやって音楽を楽しむか?伝えていきます。

基本的にはスピーカー出力ですね。

これには1人でいる場合には問題ないですが、周囲に家族がいると思う存分楽しめません。

次にイヤフォンですが、補聴器とは相性悪いです。

補聴器にあるマイクに近づければ音は聞こえなくもないですが、手でイヤフォンを押し付けたままの状態となり、とても普段使いには適しません。

最後にヘッドフォンですが、これが従来のベストな選択肢でした。

補聴器にも2種類(耳かけ式と耳あな式)ありますが、どちらも対応可能です。耳かけ式の場合は若干上の方にマイクがあるので、ヘッドフォンで耳ごと覆えば快適です。

しかしながら、夏だと蒸れる欠点があります。そのため、私は途中で休憩しながらヘッドフォン使用していました。

外出で聴くにはヘッドフォンしかないですが、かさばるし目立つしで楽しむことは出来ませんでした。

これまでの音楽生活が・・・2年前の出会いから一転することになりました。

補聴援助機器「COM-DEX」のメリット

この補聴援助機器「COM-DEX」はネックレスタイプになっていて、首にかけて電源を入れると補聴器と接続できます。そしてこのCOM-DEXとスマートフォンをBluetooth接続(ペアリング)できます。

言わば、COM-DEXが中継器のようなイメージですね。

そうするとスマートフォンでの音声がCOM-DEXを介して補聴器に伝えられるのです。音楽や動画もスピーカーではなくダイレクトに聴くことができます。

つまり、ヘッドフォンは要らないのです。これは画期的ですね。お陰様で外でも遠慮なく音楽ライフを楽しむことが出来ました。

これだけではないです。COM-DEXにはマイクも内蔵されており、通話も可能なのです。スマートフォンで相手から電話が掛かってきてもCOM-DEXのボタン1つで応答が出来て会話も可能です。スマートフォンを取り出さずに。。

最後に驚くべき機能は、ボタン1つで補聴器の外部マイクをオフに出来ることです。外部の雑音をシャットアウトしながらも音楽等をじっくり聴けちゃいます!!

例えば、電車の中で音楽を聴く場合、どうしても電車の騒音からボリュームを上げてシャカシャカ鳴りがちですが、騒音が聴こえ難くなるのでその必要がなくなります。

よくボリュームを上げすぎると難聴になりやすいとも言われますので、この機能は通常の音量で聴けるので大変助かりますね。

ちなみに通話でも使えます。騒々しい場所でもはっきり聴こえる利便性にヒデキ感激!

補聴援助機器「COM-DEX」のデメリット

最初にワイデックス社の製品の為、ワイデックス社のCOM-DEX対応の補聴器でしか使用できません。

稼働時間については概ね8時間ほどでしょうか。ちょっとした利用なら十分な時間ですが、私のようなヘビーユーザーには物足りないですね。実は2台持ちにするかどうか検討しています。

価格は32,400円なので、比較的高価です。補聴器用アクセサリーは数万することが多いので製品ラインナップから見れば平均的な印象ですが、通常の一般商品と比較すると価格の高さが目につきますね。

本器のリモコン操作ではボリューム調整は出来ませんが、スマートフォン側で調整可能です。通話ボリュームであればスマホ本体の音量操作で、補聴器の音量調整はアプリ側で出来ますね。本器で対応出来たらもっと嬉しかった。

メリットでも挙げていた補聴器側の外部マイクオフですが、使い方によっては危険を伴います。以前、オフにして音楽を聴きながら道路を歩いていたところ、後ろの車にクラクション鳴らされてました。たまたま曲と曲の間(無音)の時で聞こえたので事なきを得たのですが、そういう危険性があります。

外部マイクオフ機能は言い換えれば、周囲からみた場合にヘッドフォン爆音で聴いているのと似たような状況で、かつ見た目で分からないのが難点です。

ヘッドフォンしていれば、周囲の人は気づきますが、イヤフォンも何もつけてない状態では無視しているのかと疑われます。

電車の中でも快適に音楽を楽しめますが、車掌のアナウンスが聞こえなくなり、今現在どこの駅なのか?分からなくなります。時々マイクをオンにして確認するか、アラーム機能を利用して降車駅を乗り過ごさないように工夫しましょう。

とにかく安全な時にだけこの機能を使う事をお勧めします。使用の際には家族にも一言伝えておきましょう。

補聴器とBluetooth機器について

今現在ではスマートフォンと接続できる補聴器や歩調援助機器が増えつつあります。ただし対応する補聴器は最新機器にしかない機能のため、補聴器そのものが高額になりがちです。

買い替えのタイミング等でお店の製品とお金とを相談し条件が合えば、ぜひ購入しましょう!

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