身体障がい者(難聴ゲーマー)時代 その14

こんにちは、身体障がい者のアッシャー木村です。私は視覚障がい(網膜色素変性症)と聴覚障がい(感音性難聴)の2つを合わせ持つアッシャー症候群と呼ばれる難病を抱えています。

しかも数万人に1人という選ばれし逸材です。進行性の病気のため、弱視+難聴の今だから出来ること、伝えることが出来ると信じています。

ここでは、身体障がい者(難聴)として過ごしてきた青年期(高校~大学)にさかのぼってお話致します。青春をゲームが急上昇する時期となり、障がいの話よりもゲームを通じて人間的に成長出来た部分を中心に伝えていきます。

数々の失敗を経験しながらも全国ハイスコア1位をこの手に掴み取るまでの
過程をしばしお付き合いください。

第26語ン
「全国への道。いざ決戦の戦場へ!

某月某日、新幹線に乗り東京へ向かう。

近辺の座席には隣県からの代表者が

既に乗っており、軽く挨拶を済ませた。

全国大会の前日に某ホテルにて

前夜祭が開催され、一人一人の

コメントも喋ることになった。

私は相変わらずのド緊張で

「頑張ります。」と

月並みな台詞しか言えなかった。

さて、今回の話は長くなるかもしれません。

前話までのエリア大会編では

1話で終わらせるつもりが、

思いの外3話分まで長引いたので

全国大会編では7話まで

掛かるかもしれないです。

いよいよ、全国大会当日の朝を迎える。

親しいゲーム仲間達も会場まで

応援に駆けつけてくれた

初戦の相手はN県の代表者である。

「キムラ、行きまぁーーーす!!」

以下、緊張しないためのコツです。

本番前に緊張しないためのコツ

試合や発表会の前は、緊張がピークに達しますよね。ここで落ち着きを取り戻さなければ、本番前の準備が疎かになってしまいます。だから、冷静さを取り戻して、落ち着けるようにしなくてはいけません。

体の力を抜く

緊張しているときには、体中に余計な力が入っています。すると、筋肉が硬直して血行が悪くなるので、自分の思うように体を動かすことができません。そのままで本番を迎えてしまうと、パフォーマンスを発揮することができないでしょう。

なので、意識的に全身の力を抜く必要があります。ゆっくりと深呼吸を行うことで、力を抜くことができますよ。

また、腹式呼吸によって大量の空気を取り入れれば、自律神経のバランスを整えてリラックス効果があります。そのため、緊張をほぐすことができ、落ち着いて本番に挑むことができるはずです。

体を動かす

緊張しているときにジッとしていると、ネガティブな感情で心が埋め尽くされてしまいます。そういった時には、体を動かしてみてください。心と体は繋がっているので、体を活発に動かすことで気分も高揚してくるはずです。

時間があるならジョギングしても良いですし、ゆっくりとストレッチをするだけでも構いません。ジワリと汗をかくくらいの運動をすると、心も体も活発になることができるでしょう。

ツボを押す

内関(ないかん)
手首の内側から、指三本分ほど下にあるツボです。ここを親指でほぐすように押すと、緊張を和らげることができます。両腕にありますから、交互に刺激してみましょう。

労宮(ろうきゅう)
  手の平の真ん中にあるツボで、拳を作ったときに中指と薬指が当たる部分
です。ここを親指で刺激してみてください。

何かを食べる

緊張しているときには、何かしらのストレスを感じています。そのストレスを発散するためには、食事をすることが効果的です。何かを食べることで副交感神経が優位になるので、ストレスを発散してリラックスできるでしょう。

ストレスでやけ食いをする人がいますが、本能的にリラックス効果があることが分かっているわけですね。ですから、大きな仕事をする前には、食事を済ませることをおススメします。

ただ、お腹いっぱい食べてしまうと、眠くなる可能性があります。なので、腹八分目くらいに抑えるようにしてください。

口の中を潤わせる

緊張すると口が乾燥するので、上手く話すことができなくなります。それだと余計に緊張を高めてしまいますから、口の中を潤わせるようにしてください。こまめに水を飲んだり、うがいをするのが効果的でしょう。

また、レモンや梅干を食べることがおススメです。酸っぱいものを食べると、自然と唾液が出るので口の中が潤います。特に、冬場は乾燥しやすいですから、気を付けなくてはいけません。

イメージトレーニング

自分が成功した時の光景を、頭の中で繰り返しイメージします。こうやって成功を疑似体験することで、自分の中で自信が生まれるようになるわけです。これは、スポーツ選手も行っているものですから、実際に効果があります。

また、本番をシュミレーションすることもできるので、色々な非常事態を想定することができます。あらゆる場面の準備をすることができますから、失敗をする確率も減るでしょう。緊張しなくなるまで、繰り返しイメージをしてみてください。

柑橘系の香りをかぐ

オレンジなどの柑橘系の香りには、緊張をほぐす効果があります。リラックスして明るい気分になれますから、気晴らしに香りをかいでみると良いでしょう。アロマオイルを携帯しておくと、いつでも香りを楽しむことができますね。

他にも、イランイランやジャスミンなどの香りにも、リラックス効果があります。自分の好みの香りを見つけることで、より効果を高めることができるはずです。

笑う

笑いは、最大のリラックスだと言われています。どれだけ緊張していたとしても、一気に明るい気持ちになることができるわけですね。なので、自分にとって面白い話や出来事などを思い出してみてください。

プロのアスリートなども、試合前にお笑いのDVDを見たりするようです。それだけで緊張が解けるわけですから、やってみた方が良いでしょう。

引用元:人前で緊張する原因は自意識過剰!大舞台でも緊張しないための方法|ヘルスケア道場

1回戦敗退。_orz

大舞台でのメンタルの弱さを

いかんなく発揮!して終了。

全国大会編 完ー

・・・ちょっと補足しますと

あがり症を克服した訳ではないので

大舞台で自分の力が出せなかったこと。

相手の実力は、野試合でも

普通に勝てたし、

特別強いとは感じなかった。

全国大会2週間ほど前から

別の新作ゲームに熱中していて

1フレーム入力の精度が落ちたこと。

#成功率が8割→3割へダウン。

1フレーム入力についてはコチラ

こんにちは、身体障がい者のアッシャー木村です。私は視覚障がい(網膜色素変性症)と聴覚障がい(感音性難聴)の2つを合わせ持つアッシャー症候群と...

振り返ると上記が敗因ですね。

正にしくじり先生の如し。

次回へつづく

【次回予告】アッシャー症候群(USH)に光を照らしておくれよ!

「USH!」「USH!」アッシャー症候群 TypeⅡのアッシャー木村がお送りする

拝敬!パイナップル先輩!!

今回の語りは、あっさり完結した

全国大会編。如何でしたでしょうか。

若い頃は同じ過ちを繰り返しつつ

まだまだ成長していません。

そんな失敗の経験がどこか心の奥に

残っていたのでしょうね・・・

次回、第27語ン
「ハイスコアへの頂。眠れる獅子の目覚め!?」

人生で大切なことは、ゲームで学んだ。

某スーパーでしか見かけなかったですが、

箱入りアイスのカットパインが凄く美味ですよ。

次回も逃さず絶対(ぜってぇ)見てくれよな!

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