身体障がい児(難聴)時代 その6

こんにちは、身体障がい者のアッシャー木村です。私は視覚障がい(網膜色素変性症)と聴覚障がい(感音性難聴)の2つを合わせ持つアッシャー症候群と呼ばれる難病を抱えています。

しかも数万人に1人という選ばれし逸材です。進行性の病気のため、弱視+難聴の今だから出来ること、伝えることが出来ると信じています。

ここでは、身体障がい児として過ごしてきた幼少期の頃からさかのぼってお話致します。物心ついた時には既に補聴器と共に生活をしていたので、覚えている記憶の範囲でとなることをご了承ください。

第6語ン
「アクマのプレッシャー。練習強者のあがり症!?」

引っ込み思案だった私は、緊張しいで人前で立つことや発表も苦手でした。

音楽の授業ではみんなの前でリコーダーを吹くテストがありました。

練習では余裕で出来ていたのですが、いざ本番になると緊張で手が震えて

上手く吹けず、居残り練習させられました。リラックスしている時には

問題なく吹けるので居残り練習時間も必要ないのですが・・・

居残りで目立たない環境での発表はあっさりクリアできました。

人前や大人数の前に立った時、電話をかける時などに、次のような症状になることを総称してあがり症といいます。程度や場面は人によって異なります。

動悸がしたり、赤面したりと下記のような症状が出ていたのです。

  • 胸や心臓がドキドキする
  • 体、手足や首元が震える
  • 顔が赤面、真っ赤になる、ひきつる
  • 涙、泣く、手汗や脇汗などがでる
  • 吃音、声が震えたりどもる
  • 頭痛、頭が真っ白になる
  • 息ができない、続かない、呼吸困難
  • 動悸、苦しく吐き気がする
  • 胃痛、腹痛、下痢になる
  • めまい、視界がゆがむ など

引用元:緊張・あがり症になった原因が必ずある |あがり症克服サポート

それから自己紹介や歌の発表など、大人になってもゲーム大会や

全国1位の記録を塗り替える時など様々なシチュエーションで

本来のパフォーマンスを出せずに失敗を繰り返しました。

まさしく練習強者であり、本番弱者でもあったのです。

場数を踏んで克服するまで、十数年程の時間が掛かりました。

あがり症については障がい者、健常者問わず可能な限り早いうちに

克服できた方が良いと切実に実感しました。

幼少期時代の私は「失敗したらどうしよう」とか「目立つのは嫌だ」とか

考えれば考えるほどさらなるプレッシャーで押しつぶされるて失敗をして

また「今回も失敗したらどうしよう・・・」と負のスパイラルに陥ってました。

こうして振り返ると結果が伴わないネガティブ思考の

悪い部分が出ていたと思います。

次回へつづく

【次回予告】アッシャー症候群(USH)に光を照らしておくれよ!

「USH!」「USH!」アッシャー症候群 TypeⅡのアッシャー木村がお送りする

拝敬!パイナップル先輩!!

今回の語りは、プレッシャーという怪物です。当時は大人になって仕事するにあたり、

IT講師で人前に立つことも、会社の改善事例発表会で最優秀賞を受賞するとは

夢にも思いませんでした。

失敗を乗り越えて成功体験に至るまでの経緯も追々話していくぜ!

次回、第7語ン
「いじめ思考は維持する意地めな羽交い絞め。」

学校社会では幾時代・幾年過ぎても切っても切れない、いじめについて語る!

ピーチパインを天に掲げて価値ある明日へ望もう!!

次回も逃さず絶対(ぜってぇ)見てくれよな!

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