【課題】【改善案】現役ITエンジニアがヘルプマークの問題点と解決策を考えてみた。

ヘルプマークが抱える漆黒の闇ッ!

こんにちは、身体障がい者(弱視&難聴)兼ITエンジニアのアッシャー木村です。

先日ヘルプマークを入手した記事を投稿しました。

ヘルプマークGETしたぜよ! こんにちは、身体障がい者(弱視&難聴)兼ITエンジニアのアッシャー木村です。 皆様ヘルプマ...

ネット情報では賛否両論あり、諸々の問題点があります。それらについて確認しましょう

ヘルプマークの問題点

2017/11/01「障がい者総合研究所」にて公開されたアンケート結果を参考にします。大きく分けて3つ(デザイン、普及、その他)に分類します。

以下、内容抜粋しています。

ヘルプマークについて、改善したほうが良いと思うことを教えてください。

■サイズやデザイン面の改善について

・もっと誰でも分かるデザインにすれば良いと思う(50代/男性/身体障がい)
・もう少しデザインをわかりやすいものにしてほしい。ただ可愛いだけでなく気の利いた英文など入れても良い(40代/女性/身体障がい)
・マークだけだとわかりにくいので、一言でも“ヘルプマーク”と書いてあると良い(40代/女性/身体障がい)
・どういった障がいでどういったことに困っているのか、マークをもっと分かりやすくして欲しい(40代/男性/精神障がい)
・マークが大き過ぎて取り付けに困る。もう少し小さく携帯しやすいデザインであれば良いと思う(30代/男性/精神障がい)
・身に付けやすいデザインと、サイズの種類を増やすと良いと思う(30代/女性/精神障がい)
・止め具をしっかりとした物にして欲しい(50代/男性/身体障がい)
・シリコン製のため、時折ラッシュ時に挟まると千切れそうになる。コストはかかるかもしれないが、丈夫なものにして欲しい。ピンバッチなど、材質によって付け方を選択できるようになると嬉しい(40代/男性/精神障がい)
・ゴムが硬くてすごく付けにくい。もう少し付けやすくなるよう工夫して欲しい(50代/女性/身体障がい)
・裏面に障がいの特長を書いたとしても、汚くなったり剥がれたりしてしまうので、その辺を改善して欲しい(30代/男性/精神障がい)

■普及について

・知らない人がほとんどのため、電車内広告などを通じて広めて欲しい(50代/女性/身体障がい)
・職場で啓発活動してはどうか(40代/男性/精神障がい)
・TVなどでもっとアピールした方がいい(50代/男性/身体障がい)
・地方自治体でもっとPRして欲しい(50代/男性/身体障がい)
・東京都以外の人間にも認知されるよう、草の根レベルでの周知を徹底して欲しい(40代/男性/精神障がい)
・どこで入手出来るのか教えて欲しい(40代/女性/身体障がい)
・受け取ることができる場所の拡大が必要(40代/男性/精神障がい)
・内部障がいでも使えることを広めて欲しい。見た目では分からない障がいの場合、ヘルプマークの悪用を疑われそう(30代/女性/身体障がい)
・精神障がい者にも使えるかが分かりづらい。どういう障がいだったら使えるのか周知して欲しい(40代/女性/精神障がい)
・ヘルプマークと併せてヘルプカードを持参させることを障がい者本人にも周囲の人や家族にも推奨して欲しい(40代/男性/精神障がい)
・ヘルプマークを認知していたとしても、どのように障がい者と接して良いのか、また関わったがために責任を問われると考える人が多く、その辺をクリアにする必要があると思う(40代/男性/身体障がい)

■その他

・ヘルプマークという名称では、何を意味しているのかが分かりづらい(30代/男性/精神障がい)
・マークの種類が多くなり過ぎると、何のためのマークか、見る側が混乱するので、種類は最小限に留めた方が良い(40代/女性/精神障がい)
・ヘルプマークを付けている人に対する差別的な世間の目を変えて行かないと普及は難しいと思う(40代/男性/身体障がい)
・全国共通にするために他の同様のマークを廃止したほうが良い(30代/女性/身体障がい)

引用元:ヘルプマークの認知度・利用状況に関する調査 | 障がい者総合研究所

以上がアンケートで改善して欲しい内容の回答結果です。

SNSやネット上ではこれらの内容以外にも

「デザインがスイス国旗と酷似しており、スイス愛国者(ラブ)と勘違いされる」「無料配布なのに転売されている」「配布対象者が広すぎること」「利用者側、配慮する側が行動を起こすハードルの高さ(意識)の問題」「一部の若者(利用対象者ではない)でファッションアイテムとして利用している」等など・・・

様々なご意見があるようです。

ヘルプマークの改善案を考えてみる

先に伝えておきますが、全ての改善要望を叶えることは不可能です。理想を挙げればキリがないですし、万人に認められる物は無いに等しく、どんな良い物を作成したとしても何らかの批判は必ず出ると考えています。

あくまでも私ことアッシャー木村が個人の独断と偏見で改善提案するものです。福祉系の専門家ではないため、行き届かない部分も多少あるかもしれません。あらかじめご了承下さい。

サイズ・デザインの問題改善について

デザインは2020年のオリンピック・パラリンピック開催に向けて経済産業省が全国共通JISマーク(図記号)として追加しました。そのため、これからデザイン変更することは難しいでしょう。外国人にとって本当に分かりやすいマークなのか?はさておき、我が国が決めたことなので従うしかないでしょう。

サイズや素材について、実は一定条件を守ればヘルプマークを拡大したり、自分でヘルプマークを印刷して自作することが出来ます。入手困難な地域にいる方やどうしてもヘルプマークが欲しい方はフリマ等で転売品を購入するより、自分で200円で作成しましょう。

詳細は以下の記事をご参考下さい。

ヘルプマークGETしたぜよ! こんにちは、身体障がい者(弱視&難聴)兼ITエンジニアのアッシャー木村です。 皆様ヘルプマ...

ヘルプマーク普及の問題改善について

東京都などの主要都市では、優先席のステッカーやポスター掲示等で認知度が高まりつつありますが、地方ではまだまだです。前述したように全国共通JISマークに追加したことで今後はさらに広まることを期待しています。

私の住む地域ではステッカー表示はまだないですが、車内広告ポスターが掲示されました。ただ、この手の広告は興味を持って眺めないとスルーしがちなので、一般に浸透するまでまだまだ時間が掛かるでしょうね。

もっと普及させるための方法を考えてみました。

・SNSやブログ、Youtube動画等で啓発活動する
・ドラマや映画、漫画やアニメで題材にしてもらう
・テレビ人気番組(スカッとジャパン、さんま御殿など)に投稿して採用される
・24時間TV番組でヘルプマーク関連グッズ配布する

以前に某ブログで「保育園落ちた。日本しね。」も国会に取り上げられて話題になりましたね。良くも悪くも皆で考えるきっかけを作ったという意味では良い効果があったと思います。

そもそも手助けしたい人に出会えない!

私個人的には、ヘルプマークを見せるようにアピールするのも煩わしいです。一方で積極的に手助けしたい人も利用者を見つけることから始めるのも一苦労な気がしてならない。現在のアナログな手法では、よっぽど運が良くないとめぐり逢えないのではなかろうか・・・。

そんなすれ違う二人の解決策

ヘルプマーク利用者と配慮したい援助者とを上手く遭遇させるために、専用のアプリがあれば良いと考えてました。一応ネット上やアプリストア等で探してみましたが、現時点でそのようなアプリはありませんでした。

実は本稿の下書き時点でシステムの要件定義を書いてみたのですが、現段階では伏せることにしました。誰かに「こういう仕様のアプリを作ってー!」のような他力本願より、自分で作成できるのではないか?と考えました。

私はアプリ開発経験はないのですが、少し勉強してみます。

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